憧憬と嫉妬と羨望と

 

ジレンマ

 

キタナイ

キタナイ

俺ハ キタナイ

 

 

時々苦しくて狂いそうになる

好きなのに憎い …辛い

 

あんたが2NDに昇格した時も 1STに昇格した時も。

俺はなんとか「おめでとう」という事は出来た。

でも…一緒に喜ぶ事は出来なかった。

 

ダ ッ テ ク ヤ シ カ ッ タ カ ラ

 

どうして俺は昇格できないんだろう。

なんであんただけ飛ぶ鳥を落とす勢いで昇格していくんだろう…

 

あんたが好きで 早く追いつきたいのに 早く共に戦いたいのに 見せられるのは背中ばかり。

俺が1歩歩み寄るたびにあんたは更にその先へ進んでいく。

 

羨ましくて 妬ましくて 羨ましくて 妬ましくて… それでも好きで。

 

あんたのその強さを見せられるたびに俺は俺の弱さを思い知って あんたのその優しさを受けるたびに俺は自分の醜さを知って…

俺はどうしてこうなんだろうって どんなに望んでも俺はあんたにはなれやしないのに。

 

こんなにも愛しているのに 愛されているのに 苦しい。

 

ジ レ ン マ

 

「ごめん…今は…何も考えたくないんだ」

「ん?どした?なんかあったのか?」

あんたの優しさが、自身の醜さを思い知らされた俺には辛い。

「わかんない…何か、疲れたのかな。ごめん、先…休む」

何で俺はあんたに愛されてるのに、醜いことばかり考える?

背を向けた俺にすっと腕が回されて。

そのままそうなるのが当たり前のようにあんたの腕の中に俺は納まってしまう。

何も言わずに髪にそっとキスされて 心の中に淀んでいたものが、すっと晴れていく気がした。

 

嫉妬とか、羨望とか…それは確かに存在するけど。

憎んでも妬んでも、俺はやっぱりあんたが好きで。

 

どうしようもないくらい。

狂いそうなくらいあんたが 好き。

 


心に残る一瞬の鮮烈なイメージ。

04/02/04

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