「俺達は何でも屋をやるんだ。わかるか?クラウド」

 

落ち着いた優しい声  端正な顔にまっすぐな瞳

そんなあんたの何気ない一言が どれだけ俺の支えになっていた事か

 

夢の実現を願って 解放を待ちわびて

 

長い逃亡生活 それすらもいつか笑って語れる日が来るようになるのだと

 

願って

 

 

ちっぽけな約束だけど、それが俺達の全てだった

 

 

 

04:Promise

 

 

 

たったひとつの希望も 長く続いてきた友情も 口に出せなかった愛情も …大切だった約束も

 

かけがえのない半身とさえ思えたあんたの身体さえもずたずたに

 

 

二度と戻れないほどに引き裂いて

 

 

 

…降り注ぐ冷たい雨

 

 

ゼ ツ ボ ウ

 

 

 

「…うわあぁああぁぁ!!!」

 

 

未だ残る硝煙の臭い、雨の音、目の前に広がる血の色

片翼をもがれたような鋭い心の痛み

…俺は一生忘れない

 

 

 

痛ましい記憶とともに蘇る 果たされる事のなかった遠い約束…

 

 

 

「…トモダチ、だろ?」

 


03/10/22

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